第16回   ヨーダって実は・・・

 
2月10日から3月3日まで、ハリウッド&ハイランドの三階にある特別展示場にて、五十体にも及ぶオスカー像を目にすることができるんですな。

これらは今年のアカデミー賞授賞式で、受賞者に贈られる予定のものなんです。

 ‘Meet the OscarsRの文字が躍る、否が応でも目立つ赤い横断幕の下、決して広ない入り口から入ると、そこにはたくさんのガラスケースが展示してあります。

オスカー像が五体ずつ収まっているガラスケースが殆どなんですが、中には、今年名誉賞を授かるロバート・アルトマン監督に渡されるモノが、既に名前が刻まれたプレートが付けられた状態で展示されています。これは驚きですな。

いえいえ。
それだけで驚いてたらあきません。
生のオスカー像を見られるということだけでも普通は経験できないことですが、

なんと、オスカー像に触れることもできるんです。

いや、触れるなんてもんやのうて、しっかりと握ることができるんです。

そちらの像は今年贈られるものとはまた別ですが、映画に全く興味がないという人や、「アカデミー賞ってなんでっか?」という人でない限り、こんなチャンスを逃す手はないんとちゃいますか。

 オスカー像は高さが13.5インチで重さが8.5ポンドということですが、ということは、私の方がオスカー君よりも5.25倍も背が高く、体重は26倍も重たいということになりますな。

「一体それは何センチで何グラムやねんッ?」

という声も聞こえてきそうなんで、一応書かせてもらいますと、高さは約34.29センチで、重さは大体3.8555345キロといったところになります。

 これで、私の身長と体重がバレてしまったということになりますな。

 ところで、「アカデミー賞ってなんでっか?」っていう人にとっては、‘オスカー像’と聞いてもピンと来んかもわかりませんな。

 オスカー像を知らない人が、
「“オスカー”っちゅうたら、シルベスター・スタローンが出てた、興行的に大コケやった91年のコメディー映画とちゃうんか?」
なんて答えるとは思えませんし、

「オスカーって、米倉涼子や菊川怜、上戸彩なんかが所属してる事務所のことかいな?高橋里華ちゃんはもう離れてしもうたけどな」
なんていう人もさすがにいてないと思いますけど、一言だけ説明しときますと、オスカー像っちゅうのは、アカデミー賞の受賞者に授与される、人の形をしたトロフィーのことなんですな。

正式名称は、‘Academy AwardR of Merit’と言いまして、敢えて日本語にすると、‘アカデミーの功績賞(または手柄)’とでも言いますか。

 授賞式が行われる3月5日に向けて、ハリウッド&ハイランド内にある授賞式会場のコダックシアターでは、既に準備が着々と進められています。
 4日の夕方辺りから、ハリウッド&ハイランドには立ち入れなくなりますさかいに・・・というよりも、オスカー君に触れられるのは3日までですよって、みなさんもなるべく早くハリウッドにお越しになって、下のヒゲの男のように、記念になる写真をお撮りください。


 この四枚の写真の中で、みなさんはどのネクタイがお好きですか?・・・というのは冗談です。

これらの写真で、この男の特徴に何か気づかれますか?
L.A.P.D.(Los Angeles Police Department、ロサンゼルス警察)のコロンボ警部なら、すぐに気づくところやと思うんですけど。

 気づかれた方には、今回も、「素晴らしいッ!」と称えさせていただきます。

 ほな、さいなら。

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よだ ゆきお

大阪生まれ。“スター・ウォーズ 帝国の逆襲”が公開され、初めてそこにヨーダが登場した時には周りの悪友達に、「ヨーダ、ヨーダ」とおちょくられて、いい気分はしなかったが、今はアメリカ人から、“Yoda, Yoda”と、名前を覚えてもらいやすいが為にいい気分をしている根っからの映画大好き男。