先日、2016年の夏季オリンピックのアメリカ国内の立候補地がシカゴに決まりました。最後はロサンゼルスとの一騎打ちだったのですが、この結果、1932年と1984年に次ぐ“三度目のロサンゼルスオリンピック”は当分見られなくなったというこになりますね。巷では、「L.A.が選ばれるのでは?」という声が多かったような気がしましたが、それはここがL.A.だからだったのでしょうか。A・シュワルツェネッガーカリフォルニア州知事もL.A.を応援していましたし、この7月からメジャーリーグサッカーのLAギャラクシーでプレーする予定のD・ベッカムも、「(国内の候補地がL.A.だった場合は)オリンピック誘致にL.A.の為に一肌脱ぐぜ」と言ってたらしいんですけどね。
九年後にヨーダがL.A.にいるかどうかは別として、もしもいたとしたら、『L.A.でオリンピックはやって欲しくないな』って思ってました。ただでさえ、年々、目に見えて交通渋滞がひどくなっているこのL.A.で、更にそれがひどくなっている九年後、オリンピックが開催された暁には、至る所で通行規制やら交通検問など行われるであろうことを考えると、『これゃオリンピック期間中はシカゴにでも観光に行くしか、ゴー!』って考えていたからです。でも、オリンピック開催がシカゴだとしたら、『それじゃ、オリンピック期間中はL.A.でも観光してェーるエ〜♪』てなことになり、めでたし、めでたしかなと(あえて観光などする必要は全くありませんけど)。
なんだか、もう開催地がシカゴに決まったような書き方で、東京を応援している人には申し訳ありません。しかしながら、来年北京で開かれる夏季五輪が、2012年にロンドンで開かれた後、2016年にまたアジアで開かれるという可能性は極めて低いでしょう。その点アメリカは、84年のL.A.から12年しか経っていないのに96年にアトランタで夏季五輪が開かれていますが、2016年となるとそれから20年も間隔が開くことになりますから、そう考えるとアメリカ、即ちシカゴで開かれる可能性は大きいように思います。
いずれにせよ、2016年の夏季五輪は東京の目はないように感じるのですが、日本は88年には名古屋がソウルに、2008年には大阪が北京に敗れ、東京が落選すると夏季三連敗ということになりますね。なぜに都知事は2016年という勝ち目のない年に夏季五輪を誘致しようと思ったのか、甚だ疑問ではありますが、どこの記事かは忘れましたが、実は東京都のある関係者は、「2020年大会にも立候補して、その時に開催地決定を勝ち取る」と言っているとか。それならうなずけますね。1998年の冬季五輪開催地争いで長野に負けたユタ州のソルトレイクシティーは、次の2002年大会にも立候補をして、見事に選ばれている・・・という例もあるので。
さて、ドラマ“24”はアメリカでは第6シーズンが好評放映中ですが、‘大好評’というよりは、‘まずまず好評’というところでしょう。というのも、FOXネットワークから放送されている番組の、更にドラマだけに限っていえば、この番組は二番目の高視聴率を稼いでいますが、全ネットワークの全番組の中では、視聴率は二十位前後に位置しています。今までシーズンを更新するごとに徐々に視聴率を上げてきていた番組なのに、今シーズンは先シーズンと比べれば成績が落ちています。
主役のジャック・バウアーを演じるキーファー・サザーランドは、今現在は来シーズンまでの契約を交わしていますから、来月の21日に第6シーズンのシーズンフィナーレ(最終回)を迎えるという今の時期、既に来年の一月からスタートするであろう第7シーズンのプロット(ストーリーの大まかな筋)はできつつあるはずですが、このまま人気が下降線をたどっていけば、再来年の一月にこの番組(第8シーズン)が放送されることはないかもわかりません。第7シーズンが終わった後で、“24”の映画版の撮影をスタートさせるという今現在の予定ですが、第7シーズンの視聴率如何によっては、映画版制作のキャンセルに繋がることがあるかもわかりません。
実は同じ時間帯の番組の中でも、現在、“24”の視聴率は五大ネットワーク中の三番目まで落ちてきています。それだけこの時間帯(月曜日の午後九時)が‘激戦地’であるということですね。この時間帯の視聴率二位の局はCBSで、チャーリー・シーンなどが主演の“Two and a Half Men”と、“The King of Queens”というそれぞれ30分のシチュエーションコメディーを放送しています。そして、今や“24”を凌ぐ視聴率を稼ぐ番組となったのが・・・。
一ヶ月余りの沈黙のあと、満を持して最後の五週連続放映を23日から再開させた、NBCの“HEROES”というドラマ。これは今シーズンから始まったばかりの番組ですが、ジワジワと人気を集めていて、今や視聴率では全番組中十位に入るかどうかという、2006‐2007シーズンの新番組の中では一番の成功を遂げているSFドラマです。
様々な特殊能力を持った、年齢も立場も違う人間たちが邪悪な敵から世界を守るという、珍しいタイプのドラマで、間違いなく何らかの形で日本でも紹介されるでしょう。そして本国でもシーズンが更新される(即ち、第2シーズンが制作される)ことは確実ですが、“24”と共にどちらも今シーズンの最終回がぶつかる5月21日に、一旦物語は解決するのか、それとも次シーズンに続いていくのか、視聴者には気になるところです。
ところで、このドラマにHiro Nakamuraという役名で出演しているMasi Okaという役者は、本名がMasayori Okaというそうですが、六歳の時に家族と共に日本からL.A.に引っ越してきたそうで、流暢な英語と日本語が話せるということです。このドラマの中では日本語のセリフの方が多く(画面には英語の字幕が出る)、英語はわざと強い日本語訛りで話しているようですが、そんな彼の日本語のセリフには彼自身も脚本家にアイデアを出しているとか。今年のゴールデングローブ賞ではテレビドラマ部門で助演男優賞にもノミネートされ、一躍‘時の人’となりました。
Masi Okaの写真とプロフィール(米NBCネットワーク)
ヨーダも、流暢な英語と日本語が話せたとしたら、Oka氏みたいにテレビや映画に出演して、ヒーローになれるかな。‘Yuki Yoda’というステージネームだったら、Masi Okaに響きも似ているし・・・という問題ではないことは、百も承知の‘Yukio Yoda’だった・・・。
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